高齢者を狙った「振り込め詐欺」

振り込め詐欺には

オレオレ詐欺
 電話で「ばあちゃん オレオレ」と言って子供や孫を装い、「暴力団から借金の取り立てを受けている。たすけて」「交通事故の示談金がいる。」などと窮地に陥ったように言って騙し、子や孫を思う高齢者等の心理に付け込んで、多額の現金を口座に振り込ませる手口の詐欺(恐喝)。

架空(不当)請求詐欺
 「あなたの不良債権が、当社に譲渡されたことを通知するとともに、強制回収させていただきます。入金なき場合は強制回収部員が勤務先にうかがい、ご親族や友人等に多大な迷惑をかけることになる。」
 「あなたが利用したエッチサイトの料金が不払いになっています。お支払いなき場合は・・・・・」
といった文面を送り、金銭を騙し(脅し)とろうとする手口の詐欺(恐喝)。

融資保証金詐欺
 多重債務者など、融資を熱望する者に対し、融資を餌に保証金を出させて騙し取る手口の詐欺。

があります。

福岡県の実態(平成17年中)

 オレオレ詐欺 73件(9.4%) 1億9,395万円
 架空請求詐欺 124件(16.0%) 1億4,236万円
 融資保証金詐欺 580件(74.6%) 3億8,012万円

オレオレ詐欺が減少し、融資保証金詐欺が激増しています。

だますための口実

 1. 融資保証金名目
 2. 事件や事故の示談金名目
 3. 有料サイト利用料金名目
 4. 借金返済(債権回収)名目
など

巧妙化する手口

 1. 個人情報を把握している。
事前に家族の名前や勤務先を調べていることが多い。
 2. 警察官や弁護士が登場する。
弁護士と名乗る者などが、法律用語を多用して追い詰めたり、お金で解決を持ちかけたりする。
 3. 「酒を飲んでの事故だから会社や警察に言えない。」
「お金を振り込まないとサラ金から借りる。」
などと脅す。
 4.

振込みを承諾するまで、不安がらせ、脅し、電話を切らせず、銀行が閉まるなどと振込みを急がせる。

※1回振り込むと、もっと取れるとさらに要求されることがあります。

被害にあわないために

オレオレ詐欺

 犯人は、被害者の弱いところを狙って次々と新しい手口を考えて犯行を繰り返してきますので、被害にあわないために次のことに気をつけてください。

 1. 相手に先に名乗らせる。不用意に子どもや孫の名前を言わない。
 2. 本人や家族に事実を確認する。
 3. 判断、行動は一人で行わない。必ず家族や警察に相談する。
 4. 警察や弁護士が、いきなり示談金などを振り込むように要求することはない。
不自然だと疑いましょう。
 5. 脅しめいた言動のあるときは、毅然とした態度で警察や消費生活センターへ相談しましょう。

架空請求詐欺

 1. 身におぼえのない債権やサイト利用は無視しましょう
 2. 利用のおぼえがあっても、不当な要求には相手の言うままにならず、警察や消費生活センター等へ相談しましょう

融資保証金詐欺

 1. 融資申込者から保証金を取るのは、正当な業者ではありません。詐欺を疑いましょう。