平成16年少年非行

検挙人員

刑法犯少年(ひったくり、傷害等刑法に規定する罪を犯し検挙補導された少年)
刑法犯少年は8,252人で、前年と比べて526人(6.0%)減少しています。全国的には、福岡は、大阪、東京、神奈川に次ぐ第4位となっています。
  刑法犯少年の推移
特別法犯少年(刑法及び道路交通法以外の刑罰法令に規定する罪を犯し検挙補導された少年)
特別法犯少年は388人で、前年と比べて8人(2.0%)減少しています。特別法犯のうち、シンナー、覚せい剤等の薬物乱用が244人(62.9%)を占めています。

罪種別

 罪種別では、窃盗犯が3,976人で全体の48.2%を占め、最も多くなっています。
 さらに、乗り物盗は統計処理上
  ※ 正当な所有者(占有者)が置いていた物をとる行為を「窃盗罪」
  ※ 盗まれて置き去りにされた物などをとる行為を「占有離脱物横領罪」
として法的な処理がなされるため、占有離脱物横領罪の実態は、刑法犯少年の認識では窃盗(乗り物盗)と同様です。
 少年の認識では約85%が窃盗といえます。
  刑犯法少年

年齢別

 年齢別では、15歳が1,717人(20.8%)と最も多く、次いで14歳の1,541人(18.7%)、16歳の1,456人(17.6%)、13歳の994人(12.0%)となっており、13歳から急増しています。
 

学職別

学職別では、中学生が3,500人で全体の42.4%を占め、次いで高校生の2,528人(30.6%)、無職少年の744人(9.0%)の順となっています。
 
                ※その他 〜  未就学児童、大学生、専門学校生
  ◆福岡県の少年非行の特徴

1 非行者率が全国ワースト1位

 少子化の影響で、少年人口は年々減少し、刑法犯少年も減少傾向が続いています。
 しかし、非行者率(10歳以上の少年人口1,000人当たりに占める刑法犯を犯した少年の割合)は、平成19年16.1人で5年連続全国ワースト1位でした。

2 シンナー乱用少年が全国ワースト1位

 県内のシンナー乱用少年は平成15年の814人をピークに年々減少し、平成19年は198人(前年比-58人、-22.7%)まで減少しましたが、それでも8年連続して全国ワースト1位でした。