平成17年犯罪情勢
刑法犯認知3年連続減少、10万6千件台に
自転車・オートバイなどの乗り物盗・車上ねらい・ひったくり等全手口で大幅に減少。

刑法犯認知推移グラフ

特徴的傾向

  1. 平成17年県内の刑法犯認知件数は、106,805件で、 前年比21,740件 (16.9パーセント)と3年連続で大幅減少した。
  2. 全国では、 2,269,293件で、 前年比293,474件 (11.5パーセント) 減少し、県・全国ともに減少している。
  3. 都道府県別では、 東京、大阪、愛知、埼玉、神奈川、千葉、兵庫に次いで8番目となっている。
  4. 犯罪率 (人口1,000人当たり認知件数) は、 21.32で、 大阪、愛知、埼玉、京都、千葉、兵庫に次いで全国7番目となっている。

罪種別・手口別状況

  1. 凶悪犯 (殺人、 強盗、 放火、 強姦) は、497件で、 前年比43件 (8.0パーセント) 減少している。
  • 凶悪犯のうち
1. 殺人は、 50件  前年比20件

(28.6パーセント)

減少
2. 強盗は、 251件  前年比32件 (11.3パーセント) 減少
3. 放火は、 53件  前年比13件 (19.7パーセント) 減少
4. 強姦は、 143件  前年比22件 (18.2パーセント) 増加
と強姦以外はいずれも減少している。
  1. 粗暴犯(暴行、 傷害、 恐喝、 脅迫等) は、 3,224件で、 前年比253件 (7.3パーセント) 減少している。
  • 粗暴犯のうち
1. 暴行は、 1,134件  前年比12件 (1.1パーセント) 増加
2. 傷害は、 1,448件  前年比118件 (7.5パーセント) 減少
3. 恐喝は、 562件  前年比138件 (19.7パーセント) 減少
4. 脅迫は、 80件  前年比9件 (10.1パーセント) 減少
している。        
  1. 窃盗犯は、 83,130件で、 全刑法犯の77.8パーセントを占め、 前年比19,635件 (19.1パーセント) 減少している。
  • 侵入盗は、 12,762件で、 全窃盗犯の15.3パーセントを占め、 前年比3,314件 (20.6パーセント) 減少している。
  • 侵入盗のうちピッキング・サムターン回しなどの施錠開けの手口は減少し、ガラス破りの侵入手口が増えている。

【侵入盗手口別発生表】

手口/区分 件数 前年比(%) △は減少
空き巣 5,612 △918(14.1)
忍込み 1,488 △825(35.7)
事務所荒し 1,395 △589(29.7)
出店荒し 1,968 △319(13.9)
その他 2,299 △663(22.4)
  • 非侵入盗は、 70,368件で、 全窃盗犯の84.6パーセントを占め、 前年比16,321件 (18.8パーセント) 減少している。
  • 手口別でも、 乗物盗、車上ねらい、ひったくり等全手口とも3年連続で大幅に減少している。

【非侵入盗手口別発生表】

手口/区分 件数 前年比(%) △は減少
乗物盗 23,037 △1,858(7.5)

 
 
自動車盗 2,000 △945(32.1)
オートバイ 7,528 △322(4.1)
自転車盗 13,509 △591(4.2)
車上ねらい 15,460 △8,984(36.8)
ひったくり 2,321 △1,294(35.8)
部品盗 5,009 △2,030(28.8)
自販機荒し 6,367 △864(11.9)
その他 18,174 △1,291(6.6)
  1. 知能犯、 風俗犯、 その他の犯罪は19,954件で、 前年比1,809件 (8.3パーセント) 減少している。

検挙状況

  1. 検挙件数は、 34,059件、検挙率31.9パーセントで、前年比0.7パーセント検挙率は伸びている。
  2. 検挙人員は、 20,866人、うち少年は7,454人、(35.7パーセント) を占めている。

安全で安心して生活できる福岡県を

 昨年は、安全で安心して生活できる地域社会を実現するため、福岡県警察が一丸となって侵入犯罪や街頭犯罪の発生を防止する総合対策に取り組みました。
 その結果、犯罪の認知件数は3年連続で大幅に減少しました。
 しかしながら、住宅を対象とした侵入盗、ひったくりなど県民が不安を感じる犯罪は、比較的に治安が安定していた昭和期に比べ依然として高水準にあります。
 今こそ、県民一人ひとりが防犯意識をもって、身近に発生している犯罪を防止するため、お互いに協力し、安全で安心な生活が体感できる地域社会をめざしていくことが大切です。
 皆様方のより一層のご協力をお願いします。